天国がかたちになったリゾート<いきさつ編>

11月に入ってから夏の疲れが遅れてやってきて、年末までもたない……と弱りきってしまい、旅に出ました。

そしたら天国みたいなところに出会ってとろけちゃった、という話です。

すべてが今の自分にちょうどいいサイズ感で、背伸びせず恐縮せずのびのびとゆるまることができて最高のバケーションになった……。

今回の旅先の決め方

7月から9月、あまりにハードで夏休みもとらずに働いたのでその疲れをとりたくて!

土日をくっつけて9連休にすることを先に決めました。

諸々調整が済んで休みを確定できたのが出発したい日の10日前ほど。

ヨーロッパは急すぎるなあというのと、とにかく今回は疲れを物理的にとりたいのがなにより目的だったゆえビーチを入れたかったのとが最初に浮かんだ希望。

そこで、行き慣れていて、乾季で気候も良くて、航空会社やフライトが何便もあるからスケジュールも料金もフレキシブルで、ビーチもシティもあって、という諸条件を満たしていて、なにより好きすぎるタイにしました。

タイのビーチといえばプーケットですが、日本からの直行便がないため乗り継ぎの手間と時間が惜しい……。同様にサムイ島も直行便がないうえにタイ本土とシーズンが逆で11月は雨季のため除外。

バンコクから車と船で3〜4時間のサメット島が本命に。

ところが本土からの船の時間の都合上、バンコク到着当日にサメット島に渡ることができないと判明。バンコク到着日のホテルの手配が別途必要=移動が増える=滞在に充てる時間が減る、という理由から、今回は見送りに。

移動につかう体力と時間を最小限にしたくて、バンコクから車で移動できる範囲……と考え、バンコクから車で3時間のホアヒンに決めました。

ホアヒン、そこは天国が実在する街

バンコクからホアヒンへの移動は、事前にWebでチャーター車を予約。空港出口からホテルまで直行、3時間で7,000円ぐらいでした。

タイ王室の離宮があって御用達と言われるリゾート地・ホアヒンの特徴は……

  • なんといってもバンコクから飛行機いらず船いらずの近さ
  • ビーチはあるけど、タイのなかでも抜群に美しいシミラン諸島と比べると海自体はそんなにきれいではない
  • いわゆる歓楽街がない(バンコクから同じぐらいの距離のパタヤは逆に歓楽街で有名)

街の規模: こぢんまり ←|ーーーー→ 広範囲

プーケットのようにいくつもビーチがあって、というリゾート地ではない。 ビーチを楽しむならオンザビーチのホテルへ。

街の雰囲気:おだやかさ ←|ーーーー→ にぎやかさ

レストランやマッサージが並ぶ通りでも車1台が通るぐらい。 ナイトマーケットはいくつかあるけど、何時間も練り歩く大きさではないかな。

過ごし方 :リゾートステイ ←|ーーーー→ 観光

ホアヒン駅やワイナリーなどホアヒンらしいスポットはいくつかあるので ちょっと散策、とか、半日どこかへ、とかできる。 私は天国に沈んでいたので、デザインが評判のショッピングスポットとスパとレストラン以外は行かず。

ホテル決定までの道のり

タイはほかの東南アジアとおなじく高級ホテルも日本の半額ほどで泊まれるのがうれしい。

バックパッカーだった時は1泊500円のシャワートイレ共同の安宿、ウィークエンドトラベラーになってからは駅近シティホテル(といってもプールもあって朝食も付いて1泊1人4,000円ぐらい)、ここ数年は5つ星を選んでいます。

特にリゾート地ほどホテルでの滞在時間は長いので、クラス感や施設を見る基準はバンコクより高いかも。

ホアヒンのホテル、トリップアドバイザーによると753軒(2018/12/20時点)。

5つ星で絞るとわずか15軒(2%)。

参考までに、プーケットが3,086軒、5つ星は80軒(2.6%)。

割合は同じぐらいですが、プーケットにあるようなスーパーラグジュアリー系ホテルはホアヒンにはありません。

5つ星はホテルチェーンが多く、インターコンチネンタル、マリオット、ヒルトン、ハイアットリージェンシーなど。

私はチェーン系、客室数が100以上の大型ホテルは積極的には選ばない(理由は大きく2つ、どの土地に行っても良くも悪くも均一化されているのと、大型だとチェックインやエレベーターなどホテル内の移動に時間がかかるのと)ので、今回もホテルを選ぶにあたって避けてリサーチしました。

最終候補は3軒、

カエヴィラ

ヴィラのみ8室は悪くないなと思ったのだけど、海沿いではないので立地の面で今回は見送り

デヴァソム

ビーチヴィラが超ド級にかわいくて決めかけたところでホアヒン中心部へは距離があると気づく。。

プタラクサ

トリップアドバイザーでも4位、規模も客室タイプ(ヴィラ)も立地もパーフェクト!

というわけで『プタラクサ』に決定〜〜〜!

たどりついたのは天国だった

『プタラクサ』(公式サイト)は独立系(ホアヒンにしかない模様)、リゾート自体は60室前後(室数がサイトによって59室だったり67室だったり)で、ヴィラはおそらく10室ちょっと。

(60室前後がいちばん好みなので規模感はぴったりだった)

スタンダードな客室とヴィラとは敷地が分かれています。

スタンダードな客室がある方はプールを囲むように3つほど2階建ての建物が建っていて、おそらくどの部屋からもプールを見ることができてプールからも客室がわりと見える感じ。

ヴィラの方は一部2階建てもありますが、ドアを開けた時に部屋のなかが見えないようになっているなどの構造や配置もプライベート感がありました。

到着したのが19時だったのですが、真っ先に目に入ったのがこの景色……しばらく見とれてしまいました。

ちょうど満月に近い日で、月が真正面にぽっかりと。

リゾートの詳細は続編で。