an 東京生まれ東京育ち東京暮らし。旅行メディアの元編集長。

大学の卒業旅行で4回海外に行ったのを皮切りに、バックパッカーで東南アジアとヨーロッパを半年放浪するなどこれまで海外36か国・78都市、日本は33都道府県へ。
旅につかってきた総額は1,200万円以上。
10年以上、毎年平均10回(国内6-7回、海外3-4回)旅に出ています。

社会人になりたての頃は「質より回数」だった時期もあるけれど、今は1回1回自分の好み120%で旅を構成するために、嗜好と気分とのフィットを重視。
自分の性格や特徴、その時持っている経験や気分やテンションに合った物と出会いたいので、時間を忘れて昼夜調べまくるリサーチ魔。

■Photo
写真歴は15年以上、フィルム一眼やデジタル一眼、LOMO、Naturaなどを使用。
Pliollunoの写真は、注釈がある場合を除き、自分で撮影したものです。

全方位的な旅行経験

ひとりバックパッカーで約6カ月放浪、恋人との5つ星リゾート滞在、母娘ヨーロッパ、ハワイ弾丸など、さまざまなスタイルをミックスしてきました。複数回訪れている国も多く、似ている街の比較ができます。
 
・アジア〜欧米〜秘境へ
・1都市じっくりから4カ国周遊まで
・1泊3日弾丸から3カ月放浪まで
・日系ビジネスクラスからヨーロッパLCCまで
・バックパッカー向けドミトリーから5つ星ホテルからAirbnbまで
・ひとり/友人/女子グループ/男女グループ/姉妹/母娘/家族/恋人・夫などさまざまな人と
・完全個別手配から添乗員同行団体旅行まで
・GWや年末年始のピーク時からオフシーズンまで
・シティからリゾートまで
・観光たっぷりからホテルステイ重視まで
・世界遺産から離島や砂漠まで

業界事情に精通

旅行会社、航空会社、大手ホテルグループ、旅館、OTAなど、業界のさまざまな人と交流があります。

新聞、雑誌、業界誌、ビジネス誌、旅行媒体、キュレーションメディア、ガイドブック、各旅行会社のパンフレットやWebサイトも定期チェック。

新規就航や新規開業などの最新ニュース、旬な情報、トレンドなどから需要の変化を予測するマーケティング、インサイトやニーズをベースとした商品企画、プロモーション、PR、メディア出演も。

日経新聞、雑誌「GQ」「旅ガール」「HUNT」など掲載、観光庁のプロジェクトで講演経験あり。

毎年平均10回国内外へ

為替や情勢、燃油サーチャージ、テクノロジーなど、旅を取り巻く状況はめまぐるしく変化しています。

数年前の情報が古くなっていることもしばしば。

その点ここ10年間毎年1.5カ月に1回のペースで旅しているので、過去のケースにも今のトレンドにも精通しています。

毎回、「なぜこの旅先にしたか」「なぜこのホテルを選んだか」「なぜこの旅が今したかったのか」を分析して再現性をストック。

Favorite

デスティネーション

シティが好き、ノスタルジックな旧市街が特にたまりません。リゾートは年をとってからでも行けると思い、リゾートに行く時はだいたいシティと組み合わせています。

ホテル

寝る場所という機能性よりも、その旅にどんなその土地らしい時間をもたらしてくれるか、を想像しながら選んでいます。

たとえばバンコク。穏やかな癒しを快適に得られながらも肩肘張らずにリラックスしたいので、大通りに面してはいないけれどアクセスがよく小さなプールとおいしい朝食があってフレンドリーなスタッフがいる5つ星ホテルを。

たとえばサントリーニ島。島らしいダイナミックな海の眺望と宿泊者だけの落ち着いた空間によるプライベートさを重視したくて、島の端に建ち、プールサイドから真っ青な海を見晴らせる隠れ家のようなホテルを。

そんな風に、その場所ならではの景色や風度を味わえるホテルが好きです。必然的に、その国や地域の独立系ホテルやデザイナーズ系に行き着くことがほとんど。世界中のどこでも均一なサービスが展開されているビッグチェーン系や、客室数が200室以上あるような大型ホテルを選ぶことはほとんどありません。

振り返ってみると、“身の丈以上贅沢未満”を選ぶ傾向が。名の通った高級ホテルの狭い部屋よりも、こぢんまりしたユニークなホテルの上級客室を選ぶことが多いです。アジアでは5つ星、ヨーロッパでは立地と個性重視で4つ星以上を基本とはするものの、星評価よりもストーリーやこだわり、立地やクチコミを決め手に選んでいます。

航空会社・フライト

最近はアクセスしやすく仕事帰りでも間に合うフライトが飛んでいる羽田空港を利用。ユナイテッド航空、ANA、JAL、デルタ航空のマイルを貯めているので、航空会社はアライアンスよりもフライトスケジュールと現地滞在時間と価格のバランスで選びます。機材はあまり詳しくないけど、近い時間帯で複数飛んでいる時は機体や座席の配列はチェック。

フライトスケジュールはとにかく効率重視。バンコクやヨーロッパだと夜便も好きです。乗り継ぎ時間を最短にするか逆に乗り継ぎ場所でも観光できるぐらいにして、現地での滞在時間の最大化か、プラスαでもう1都市まわれるか、が判断基準。

ファッション

しわにならなくて透けなくて街で浮かなくて苦しくなくてスタイルよく見せられる女子の特権・ワンピースが大好き。日常でも旅でも365日中340日ワンピースを着ています。所有ワンピース数は126着。

トレンドには興味がなく、シーズンごとに服を一新することもなく、特に好きなブランドもなく、服や靴は体型に合っていてスタイルがよく見えるものを買うタイプなのでそんなに支出も多くないのですが、旅に行く時だけは別!旅先に合わせて服や靴を買っています。

ワンピースもメイクも靴も、機能とデザインを両立させた物が好き。かわいいけど窮屈なワンピースやかわいいけど歩きづらい靴は選びません。機能性だけに特化したワンピースや歩きやすさだけを追求した靴も選びません。

この街の感じなら何色が映えるだろう?と考えるところから旅がはじまります。街ごとにワンピースや靴やアクセサリーやバッグをコーディネートしたワンピースストアをやるのが夢。

コスパはときめきと実用の融合点

たとえばケーキに例えると、女の子の友だちとだったら話題のパティスリーの最新ケーキを食べ比べしたり、親とだったら伊勢丹で選んだり、シーンによって楽しみ方や選び方が自然と変わります。

ショートケーキという存在はコンビニで300円で買えるけど、コンビニとピエール・エルメとを大きさやg単位の価格で比較したりしないし、コンビニでは買わないしスーパーでも買わない。意志をもってパティシエになり、意志をもって店舗の場所を決めた、そんなスイーツを食べたいといつからか思うようになりました。ケーキは毎日食べるものではなくて1〜2か月に1回だからこそ、1回1回を好きな味だけにしたいし味わいたいし背景やストーリーやコンセプトも一緒に食べたい。

旅も同じです。

価格で選ぶのはもったいなさすぎて、立地や知名度などスペックだけで選ぶのはつまらなくて、大手ゆえの画一さにも飽きてしまって、その場所の空気をより鮮やかに演出するアイテムを求めています。

価格順のソートではなく、コンセプトや雰囲気や客室数や立地をトータルで見て、自分の過去の好きだったホテルたちを思い出しながら、だれと行くか何をするかどんな気分かによって選び分けるスキルが磨かれてきたなと思います。(でも毎度アナログすぎるから、経験と嗜好と気分でポップアップされる仕組みができたら最高。)

Travel Record

なんでもあり匿名性が高く自由な東京が好きだからか、旅先もシティを必ず組み込むシティラバー。

アジア

アジアは近さとごはんとゆるさと勢いとカオスと熱気が好き。いままでの人生で日本以外でいちばん長く滞在した国がタイで、当時は前世がタイ人だと信じるぐらいにどっぷりでした。今もバンコクはじめ年1〜2回ペースで通っています。食もファッションも人も好き。空気感が好き。

【訪問都市】
ソウル、台北、香港、上海、タイ(バンコク・アユタヤ・カンチャナブリ・プーケット・カオラック・パンガー・チェンマイ・ノーンカイ)、ベトナム(ホーチミン・ハノイ・ハロン湾・ダナン・ホイアン・ランコー・フエ)、インドネシア(バリ島)、カンボジア(シェムリアップ)、ラオス(ルアンパバーン・ビエンチャン・バンビエン)、シンガポール、マレーシア(クアラルンプール・マラッカ)、フィリピン(セブ島)

ヨーロッパ

ヨーロッパも年に1回ペースで。人生を謳歌している喜びが街にあふれているから、いると元気になれる場所。イタリアとスペインとポルトガルにめろめろ。この3か国はいずれも主要な街を巡り一周したけれど、まだまだこれからも通い続けたい国です。ローマのタイムスリップ感とかベネチアの奇跡感とかバルセロナの完璧さは特にたまりません…!

【訪問都市】
スペイン(バルセロナ・マドリッド・トレド・ビルバオ・サンセバスチャン・グラナダ・コルドバ・セビージャ・マラガ)、イタリア(ローマ・ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ナポリ・バーリ・ベローナ・シチリア島・ファヴィニャーナ島)、ポルトガル(リスボン・ポルト・ナザレ)、フランス(パリ・モンサンミッシェル・ニース)、イギリス(ロンドン)、ベルギー(ブリュッセル・ブルージュ)、オランダ(アムステルダム)、ドイツ(フランクフルト)、スウェーデン(ストックホルム)、デンマーク(ヘルシンキ)、エストニア(タリン)、ギリシャ(アテネ・サントリーニ島)、アイスランド(レイキャビック)、クロアチア(ドブロヴニク)、チェコ(プラハ)、ハンガリー(ブダペスト)、オーストリア(ウィーン)、マルタ、モナコ

アメリカ

初めてニューヨークに行った時からずっと、ニューヨークはいつも頭のなかにある街。自分の暮らしで目に入らない景色や生き方に触れられる旅で人生観をアップデートしてきたなかでも、ニューヨークは「自分の意志で楽しく生きる」ということを教えてくれた存在。ハワイもつい毎年行ってしまう場所。あの風はずるい…!

【訪問都市】
ハワイ、ニューヨーク、サンフランシスコ

そのほか

東はキューバ、西はモロッコ、真ん中のトルコぐらいですが、どこも強烈でした。
旅の最中はけっこう苦しいこともあったのだけど、ふしぎとどこもまた行きたいと思うので、やっぱり強烈な国たち。

【訪問都市】
モロッコ(マラケシュ・フェズ・サハラ砂漠・メクネス・ティトワン)、キューバ(ハバナ・トリニダー・サンティアゴデクーバ)、メキシコ(メキシコシティ)、トルコ(イスタンブール)