Pliollunoとは

Pliolluno(プリオルーノ)は、嗜好・経験・気分・症状・欲求・シーン・求める効果から旅を探すことができるインスピレーションマガジン。

「どこに行こう」から始まるエリア別の探し方ではなく、「どこかに行きたい」と思った時に過去の経験・今の嗜好や感情・未来で手にしたい願望から旅を探せる場所です。

ー旅に出たいと感じる背景にある、欲求や課題。裏にある深層心理を解決し、旅の持つリフレッシュやチャージなどの効果を最大限活用できる

ーかわいいだけじゃ物足りない、実用的なだけじゃつまらない、ときめくけどストレスなくその役割を果たせる旅やホテルと出会える

そんな旅を提案します。


エリアに自分の興味を合わせるのではなく、自分の嗜好・気分・欲求を起点にして旅のスタイルや旅先を決める。

それができれば、叶えたい願望や求める効果を手にする“セレンディピティ”(予測していなかった偶然によってもたらされる幸運)の確度が上がり、リラックスやリフレッシュ、リセットなど旅に求める効果を最大限得られます。


Pliollunoが実現したいのは、

コスメやファッションをその日の気分や目的に合わせて選ぶように、
気分やテンション、シーンに合わせて旅を選ぶ

ー そんな未来。


強気で乗り切りたい日に真っ赤なリップを手にとるように、
春にときめいたらパステルカラーのワンピースをまとうように、

背景や気分、目的から逆引きして今求める旅に出会えることがスタンダードになりますように。


世界36か国78都市と日本33都道府県をめぐってきた旅歴に、旅行業界の事情やトレンドを加え、ときめきと実用が両立する旅のエッセンスをお届けします。

Pliollunoでの旅の探し方

現在から探す

今の気分や症状、今のシーン(背景や希望)、タイミング(状況)を起点に。

過去から探す(To Be Uploaded…)

嗜好や経験など、これまで築いてきた歩みに基づいて。

未来から探す(To Be Uploaded…)

求める効果、叶えたい願望、出会いたい未来から逆算して。

「どこか行きたい」のに、探せない

数えきれないほど旅をしてきても、「どこか行きたい」と思う度に毎回フラストレーションにさいなまれています。

「ここに行きたい」の場合は、航空券もホテルも現地でやることも、試行錯誤しながらでも見つけられます。

でも、「どこか行きたい」の時は、いつも手探りです。

・「どこか行きたい」の“どこか”がわからない。「そもそもどこが気分に合うかがわからないのに…」と思いながら、本屋さんでガイドブックをぱらぱらとめくったり「女子旅」のようなざっくりキーワードでインスタを見たりするけど、これじゃない感。まずエリアを決めないとガイドブックも見られないし検索もできない。

・ふわっとした検索ができない。
検索では条件が細ければ細かいほど希望に近いものを絞り込める。でもそもそもどんな条件が自分が求めているものかわからないから検索するわけで、あいまいなところから探せないのがつらい。「5日間 リゾート」のように、場所ではなくざっくりした希望で検索したいのに。

・かといってポータルサイトや旅行会社のサイトは、どんな信念でおすすめされているのかが見えづらく、信頼するほどの決め手に欠ける。

・どこか見つけたいなとなんとなく検索してみても、旅行系の検索結果はキュレーションサイトやアフィリエイトばかり。どんな経験があってどんな嗜好があってどんな軸でおすすめしているのかが見えない。

・経験者の情報を知りたい時は、旅行記頼み。といっても網羅性や信ぴょう性が担保されているとは限らず、体系的な情報とは言い難い。かといって専門家となると、まだまだ雑誌での登場が多い。ゆえに検索では出てこず、思い立った時にたどりつけない。

・クチコミサイトの評価は玉石混交。客観性バックパッカーにとっての5つ星と、フォーシーズンズが定宿の人の5つ星とでは、同じ5つ星評価でも尺度が違う。書いている人の旅行経験や基準がわからないと、参考にしづらい。自分の嗜好と近い人の経験を知りたい。

・どこを見ても、旅行会社も予約サイトもツアー数やホテル軒数、プラン数もどれも多すぎる。何が自分の好みに合っているか、どれが自分が求めているものなのか、スクロールしてもたどりつけない。見ているうちに疲れてあきらめてしまう。



これだけテクノロジーが進化しても、旅探しは意外とアップデートされていないと感じます。ひとりの人でもラグジュアリーからコスパ重視までさまざまなスタイルで旅行することからも、数勝負!が主流になっているのは自然なこと。でも、旅の回数が増えても旅選びがかんたんになるよりむしろ、情報の渦で溺れるうちに息も絶え絶えになることが増えた印象です。

「どこか行きたい」の裏側を叶える

では、このフラストレーションの裏にある、自分が本当に求めている旅はどんな旅かを考えたところ、真っ先に浮かんだのは、「どこか行きたい」を満たす旅。

「どこか行きたい」の裏には、旅に駆り立てる動機となる言語化されていない感情がある、と思っています。

我が身を振り返っても、「スペイン階段を歩いて『ローマの休日』を感じたい」「完成前のサグラダ・ファミリアを見ておきたい」などの目的があって計画した旅の方がめずらしく、旅の8割は「激務すぎる……エスケープしないと無理……」「このストレスを忘れ去りたい……!」や「来月プロジェクトが終わったらスパ三昧の旅でリトリートするぞ!」など、その時の気分が旅欲をかき立てている気がします。

「ハワイ行きたい」の目的はハワイへ行くことだけど、「どこか行きたい」の真意は、何らかの変化を求める気持ち。

「どこか行きたい」の裏には、“今の気分”や“求める効果”があり、それを満たす旅はどんなものかな、とまず考えていることに気づきました。


隠れた旅の動機、その動機を満たす旅とはどんなものかを考えてみると……

・「どこか行きたい」の源泉は、欲求や課題を解決したい深層心理から来るのでは?
・充電や発散など求めている効果を満たしてくれる手段として、欲求や課題、嗜好や経験、気分やシーンに合う旅が求められているのでは?
・人を旅へと駆り立てる動機を解決できる旅は、満足度も高いのでは? 旅が、動機を解決する手段として機能するのでは?

という仮説に行き着きました。仮説というより、実体験。

自分の好みや気分にフィットしながら「リフレッシュしたい」「充電したい」などの欲求を満たすことができる旅には、明日からの生活を前向きにする効果があります。

過去の経験や嗜好に基づき、今の気分に合い、手にしたい未来の効果が手に入る旅 ― そんな旅を探せる仕組みが、見つけられずにいます。

そんな旅を叶えるには、今の気分をベースに、嗜好や求める効果を加味して、自分の足どりと好みを加えて行き先や過ごし方を選べる仕組みが必要です。

そんな仕組みがあれば、旅の動機が叶い、満足度ももっと上がると考えています。

さまざまな旅のスタイルで回数を重ねてきたからこそ、旅が欲求や課題の解決策として機能する鍵は、旅探しの軸を嗜好や経験、気分やシーンに置くことだと実感。それができれば、“最適解”にスムーズにたどりつけるはず。

自分が求める効果や今の気分、嗜好や経験に基づいて旅を探すことができて、それゆえ旅の効果を最大化できるーーそれが、フィットする旅探しの幹だと考えるようになりました。


Pliollunoで「気分に寄り添う旅探し」を

いざ気分や嗜好や効果をもとに旅を探そうとしても、ポータルサイトや予約サイトでは、そもそもそんな風に探す機能がありません。

自分の嗜好や願望との相性を重視するからこそ、自分の嗜好・経験・気分にフィットする旅先やホテルを選ぶには毎回膨大な時間と手間がかかっているのが実状。

「こういう旅がしたい」は明確なのに、検索キーワードが浮かばなかったり、断片的な情報や背景の見えないおすすめや画一的な羅列を目にしても自分の望みに合うのか判断できなかったり。

予想外の出会い=セレンディピティは大歓迎なのに、ひとりでは知っていることしか候補に挙がらないもどかしさも常にありました。

それはつまり、エリア起点やスペックでの検索で旅を組み立てる現状の仕組みは、旅を解決策として活用したい時のアプローチではないということ。

たとえば頭痛がする時、「頭痛 片側だけ」「頭痛 緊張」「頭痛 治し方」のように、「症状」「シーン」「求める効果」で検索したことがあります。

「頭痛を解消する」という目的のためにさまざまなアプローチがあるのと同様、旅でも解消したい“なにか”解決できる方法をつくりたい、それがPliollunoをつくった動機のひとつでもあります。


Pliollunoの特徴

Pliollunoでは、嗜好・経験・気分・シーン・症状・求める効果から旅を探せるよう、コンテンツをつくっています。

今の自分をベースとした旅探しの一手として、エリアでもなく価格でもスペックでもなく、真偽や背景の定かではない情報でもなく、嗜好・経験・気分・シーン・症状・求める効果(リラックスやインスピレーション)から逆算して旅を探すことができる、旅をしたい人の気持ちをコンテンツの軸に据えています。

逆算の探し方とはたとえば…

・「プロジェクトがやっと完走!ごほうびと慰労、且つ今後のインスピレーションになる場所に行きたい!」
・「もうだめだ…疲れ果てた…こんな私を包み込んでくれる温泉はどこにあるの…」
・「6時間ぐらいで直行便で行けて、プライベートビーチがあってリラックスできるリゾートはどこだろう?」
・「パリのセーヌ川の前のあのホテルが素敵だったからロンドンで同じ感じのホテルはないかな」
・「この前行った箱根の旅館みたいな宿、車で2時間ぐらいのエリアでどこかないかな」
・「2回目のバルセロナならどこに泊まる?」
・「予算15万円ならどこ行く?」
・「5日間の休みならどういうスケジュールでどこが最大限つかえる?」
・「ローマと組み合わせる都市はどう決める?」

など。

こういう思いから旅を検索できたら、今の気分や求める効果を得られる旅を実現できる可能性がぐっと上がるはず。

旅行は、10人いれば10通りの好みがあり、時期やスタイルや誰と行くかによってまったく異なる選び方になるもの。しかも変数が多く再現性が低いものです。それゆえに、1回1回の“失敗したくない”度が高いのも旅行の特性。

だからこそ、自分の今の気分や好みに沿った選び方をできれば、旅を求める深層心理の解決策になる、と信じています。

「こういう旅を求めてた!」に最短距離でたどりつけるきっかけになり、今の気分や症状や願望や課題の解決が叶い、旅を含めた幸福の総量を増やすことができたら幸せです。

 

セレクション基準

自身の経験から、「エリアではなく気分ベースで」「経験者が」「軸を明確にして」「傾向と対策と嗜好とを伝える」ことをマガジンの土台とします。


マガジンの公約は、シンプルに3つ。

— 今の気分・嗜好・求める効果で探すことができる
— 旅行経験と業界事情に由来する生の感想と知識をベースにする
— 嗜好や経験などの判断軸やおすすめする背景をクリアにする


そして、掲載基準はこの3つ。

◇トータルムード
効率や機能重視じゃときめかない、ときめき重視でも実用性は無視できない、トータルで両立できる旅をコーディネート

◇エクスペリエンス・ミックス
ホテルステイ&ローカル散策のどちらも満たす総合的な体験を伝える

◇リトリート&インスピレーション
せっかくの旅だもの、めったにない楽しみ、喜び、いいものに出逢いたい、旅の時間を旅だけで終わらせず日常に還元できる“おみやげ”にする

カテゴリー詳細

気分で選ぶ

気分から探したい時に。
例:平坦な日常に飽き気味、目の前に迫る現実から一旦離れたい

シーンで選ぶ

状況や条件から探したい時に。
例:はじめての海外ひとり旅なら

タイミングで選ぶ

タイミングで探したい時に。
例:5連休がとれたら、1月ベストシーズンの場所

街図鑑

1つの街にスポットを当て、基本情報やどんな風に過ごせるかをまとめています。
次の旅先を検討したい時の参考として。

JOURNAL

旅ログ
個人的な旅の記録。
いいなと思った人が再現できる汎用性を念頭に、5W1Hでポイントをまとめています。

ホテルライブラリー
宿泊してきたホテルについて。

偏愛談義
ホテルの選び方や好きな街など、基準や経験則がヒントになれば。